2016.02.13
コラムVol.2『コーデをランクアップ!スカーフの魅力に迫る』
- Category FASHION
■スカーフで遊び心を
“ワントーンコーデ”や“ノームコア”がトレンドの主流となっている現在。そこに少しの遊び心を与えてくれるのが『スカーフ』だ。少しレトロな印象のこのアイテムをコーデのポイントにしている人がストリートに増加している。工夫次第で様々な表情を見せてくれる、今一番注目の小物と言っていいだろう。。
■スカーフのルーツ
スカーフは16世紀後半、当時の貴婦人達が日焼けを防ぐために 装飾を兼ねた飾りを楽しんでいたところから始まったという。その後は紳士貴族達に「首元の飾り」として愛用された。この時点では主に男性の装飾品であったが、18世紀末辺りからはカシミヤや綿素材のものが流行したことから徐々に女性にも浸透していき、1950年代にはグレースケリーやオードリーヘップバーンのスカーフルックが人気を集めた。エルメスは1937年に第一号のスカーフを発表以来 毎年新作をだしており、トレンチコートに次ぐ定番アイテムといっても過言ではないだろう。なんとその種類は850種にも及ぶとか。
■入手先はおさがり
ストリートでは「頭派」「バッグ派」「首元派」の3つが主流であった。いずれにしてもコーデのポイントとなるような“派手柄”が好まれていたように思われるが、ベージュのバッグに同系色のドット柄のスカーフを合わせ上品に仕上げていた上級者もみられたからさすがだ。スカーフの入手先は「おさがり」か「古着屋」が主流で、原宿にある古着屋では3桁から購入できるものも。
気軽に挑戦できるのも魅力の1つだ。その日の気分で選べるよう、ぜひともワードローブに加えて欲しいアイテムだ。
【style-arena.jp】Street Style 担当
Street Style 編集部
Tokyo Street Style