スタイルアリーナは一般財団法人日本ファッション協会が運営しています。

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2018.11.19

自分だけの特別なアイテムがつくれる『YR LIVE(ユアー・ライブ)』

  • Category FASHION

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 ”全ての既製品を、パーソナルグッドへ” をミッションに掲げる「YR LIVE(ユアー・ライブ)」。YR LIVEとは、27インチの大型スクリーンで自らデザインした、自分だけの特別なアイテムをその場で受け取ることができるカスタマイズサービス。自分でデザインしてから物になるまでにかかる時間はおよそ3-5分程度で、その場でデザインしたものとは思えないほどの高品質さ。デザインできるものはトートバッグをはじめとし、タンブラー・携帯ケース・ビーチサンダル・ナップザック、マグカップ等、実に様々。そのアイテムの素材に適切な方法で製作をし、刺繍などの時間を要するものでもスピーディーに対応してくれるのが魅力。

 

 

 これまでのブランドやメーカーだけで製作する均一な生産方式から、ユーザーと共同で製品を生み出す、”共創マーチャンダイジング”という考え方へシフトすることにより、過剰なマーケティングコストや在庫リスクの心配がないこと、そして自分だけのオリジナルアイテムがその場で制作できるところに注目を集めている。

 

 

 YR LIVEはこれまでにadidas/PEPSI/Instagram/ASOS/OREO/NIKE/RALPH LAUREN/Google/Kiehl's/Facebook/Michael Kors/Pixi Beauty等々、テックカンパニーから化粧品会社まで、洋服という領域を超えて様々なブランドとコラボレーションを行ってきた。また、このサービスが導入された店舗だけで楽しめるだけでなく、オンラインでのサービスも開始。第1回目となる今回は、「EXILE LIVE TOUR 2018-2019 "STAR OF WISH"」札幌公演で、Tシャツのデザインをファンが自由にカスタマイズできることを可能にした。これまでツアーグッズは既成デザインのため、ファンひとりひとりの好みに合わせることが難しく、自分の好きなデザインがないということも多かったが、そんな心配もない。また、コンサート前より携帯で注文が可能なため、当日会場でグッズに並ぶ必要もなく、売り切れる心配もない。

 

 洋服が年間廃棄される量は約10億点といわれており、その多くは売れなかった新品の商品ばかり。各ブランドでもサスティナブルな取り組みに励んでいるが、1人1人の欲しいものに合わせて生産を行っていくことで、こういった状況が変わる日も遠くはなさそうだ。

 

 

  また、11月22日にリニューアルオープンするラルフローレン 表参道では、このサービスを利用した、日本で初めてカスタマイズサービスを開始。500種類以上のデザインから自分だけのポロシャツ・オックスフォードシャツをデザインすることが可能となった。

 

 

 

 

 

 

 

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