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2018.09.21

蝶の羽を再利用した時計ブランド「KHAMAMA」

  • Category FASHION

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蝶の羽を時計の文字盤に使用した「KHAMAMA」(英語のみ)。ロンドン発のブランドだが、ムーブメントはスイス、レザーはイタリア、そしてデザインはLouis VuittonやVan Cleef & Arpels、Lorenz Baumerで活躍していたフランス人ジュエリーデザイナーYann Llorensが手掛ける。

日本では未だ上陸していないブランドだが、立ち上げからわずか数年で「Cosmopolitan」「GQ」「BAZAAR」等の名だたるファッション雑誌に取り上げられたほど。

 

 

蝶の羽を装飾品に取り入れるなんとも斬新なアイデアだが、元々多くの18世紀のジュエリーには蝶の羽をジュエリーに取り入れていた。しかしながら18世紀以降から取り入れられなくなっていき、もう一度蝶の羽をラグジュアリーなジュエリーの世界に戻してあげたいという熱い思いからこのKHAMAMAは誕生した。

 

 

兄弟3人で始められたこのブランドは、2017年に蝶の羽を使用したスマートフォンケースを製作し、それからジュエリーボックス、時計、バッグ、スカーフと多くの製品を製作している。スカーフを除く全て本物の蝶の羽から作られ、マダガスカルやブラジル、マレーシア等の国々から羽を輸入しているのだそう。蝶の羽は自然に死んだものを使用しているため、羽を採取するために傷つけるようなことな一切ない。全製品カスタマイズ式になっており、蝶の羽や全ての細かなパーツも自分の好みに合わせてチョイス可能となっている。ジュエリーボックスは海外のジュエリーを扱うブランドの人やジュエラーからのオーダーが多く、細かな柄の指定までもデザインにきちんと反映してくれるのが好評だそうだ。

 

 

全ての時計にシリアルナンバーが入っている時計は、イギリスを始めとし、ドイツ・フランス・イタリアのヨーロッパからの注文はもちろんのこと、韓国や日本からのアジア諸国からのオーダーも最近増えてきているとのこと。

 

 

KHAMAMAを立ち上げた3兄弟のうちの1人であるAmos氏は、時間を見るための時計ではなく、パーティーや特別なイベント時に身につけたくなるようなアクセサリーの1つになってほしいと話していた。本物の蝶の羽を使用しているからこそ、角度によって色が変わるのが最大の魅力で、左右の羽を対象的に並べているからこそ、そこから浮き上がるデザインがなんとも個性的であった。ムーブメントやレザー、デザインの細かなところまでこだわったこの時計はまさにアクセサリーの一種。

 

GUCCIやAlexander McQueen、Valentino、Sophia Webster等々のラグジュアリーブランドが蝶をモチーフにしたバッグやプリント地のウエアを発表している昨今。Harry Winstonでさえも本物の蝶の羽を使用した限定時計を発売したことで、本物の蝶の羽を使用したファッションアイテムが主流になるのも遅くはなさそうだ。

 

 

 

 

KHAMAMA

 

取扱商品:時計/レザーバッグ/シルクスカーフ/ジュエリーボックス

公式ホームページ:https://www.khamama.com/

Instagram:https://www.instagram.com/khamamaofficial/

Facebook:https://www.facebook.com/khamama/

Twitter:https://twitter.com/khamamaofficial

 

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