2016.03.22
コラムVol.8『変化を遂げたキャップ女子の魅力とは』
- Category FASHION
■帽子トレンドの推移
2016年に入って早3ヵ月、女子たちの帽子事情は緩やかに変化している。昨年は中折れハットが不動の1位だったが、今年に入り着用率は激減した。代わって主役に躍り出たのがベレー帽であり、style-arena コラムでもその魅力について取り上げた。しかし今そのベレー帽の勢いをも上回り、ストリートで再び人気急上昇中なのが「キャップ」だ。
■キーワードはマニッシュ
キャップというと“はずしコーデ”には定評があるアイテム。中折れハットの人気に伴い、一時は人気が低迷したものの、継続して着用者が見られた。3年前の ブーム時はワンピースなどのガーリースタイルにキャップのマニッシュな要素を加え、ギャップを楽しむ人が多かったが、今回の再ブームでは多少の変化が見ら れた。それは潔くコーデ全体を「マニッシュ」にするという女子が増加したこと。これはワイドパンツやミリタリーといったメンズライクなアイテムが現在のト レンドであるからだと推測される。今年のストリートに目を移すと、キャップにスカートを合わせている人は少数であった。
■メイクやアクセで女性らしさを
ただマニッシュ派でも、赤やピンクのリップを塗っていたり、大ぶりのピアスをしていたりと、やはり“乙女心”は忘れられないようだ。今のストリートには“さりげない女性らしさ”がしっくりくるのかもしれない。
いかがだろうか。メンズライクに垣間見える“レディ”にグラッとくる男性も少なくないのでは?
【style-arena.jp】Street Style 担当
Street Style 編集部
Tokyo Street Style