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FASHION

コラムVol.8『変化を遂げたキャップ女子の魅力とは』

 

帽子トレンドの推移

 

2016年に入って早3ヵ月、女子たちの帽子事情は緩やかに変化している。昨年は中折れハットが不動の1位だったが、今年に入り着用率は激減した。代わって主役に躍り出たのがベレー帽であり、style-arena コラムでもその魅力について取り上げた。しかし今そのベレー帽の勢いをも上回り、ストリートで再び人気急上昇中なのが「キャップ」だ。

 

キーワードはマニッシュ

 

キャップというとはずしコーデには定評があるアイテム。中折れハットの人気に伴い、一時は人気が低迷したものの、継続して着用者が見られた。3年前の ブーム時はワンピースなどのガーリースタイルにキャップのマニッシュな要素を加え、ギャップを楽しむ人が多かったが、今回の再ブームでは多少の変化が見ら れた。それは潔くコーデ全体を「マニッシュ」にするという女子が増加したこと。これはワイドパンツやミリタリーといったメンズライクなアイテムが現在のト レンドであるからだと推測される。今年のストリートに目を移すと、キャップにスカートを合わせている人は少数であった。

 

 

メイクやアクセで女性らしさを

 

ただマニッシュ派でも、赤やピンクのリップを塗っていたり、大ぶりのピアスをしていたりと、やはり乙女心は忘れられないようだ。今のストリートにはさりげない女性らしさがしっくりくるのかもしれない。

 

 

いかがだろうか。メンズライクに垣間見えるレディにグラッとくる男性も少なくないのでは?