2016.10.14
“Food Analyst CHIHARU Selection”
サンドウィッチを愉しむ!
- Category GOURMET
10月に突入し、やっと本当に秋めいてきて、今年らしい秋色のお洋服がしっくり来る季節になってきましたが、夏から引き続きで、流行に敏感な若者や女性を中心に話題になっている人気フードに「サンドウィッチ」があります。 今回は、そんな今話題の見た目もキュンキュンくる「サンドウィッチ」の中から、特におススメのお店をご紹介。
ところで「サンドウィッチ」は、どこの国から来た食べ物かご存知ですか? 実は、パンに何かの具材を挟んで食べるという視点だけで考えると、ここには書ききれないか、読者の皆さんが読みたくなくなるかも知れない程で、古代ローマの時代にさかのぼる深い歴史と多様なスタイルで、世界各国において食べられています。 「サンドウィッチ」という名称の起源は、イギリスの貴族、第4代サンドウィッチ伯爵ジョン・モンタギューという人の名前にちなんで付けられたもので、「サンドイッチ」という名称そのものが一般に普及し、定着したのは、1760年代から1770年代にかけてだそうです。
いま、東京を中心に話題のサンドイッチは、「沼さんサンド」や「わんぱくサンド」という名前でも親しまれており、ボリュームのあるサンドウィッチが注目を集めています。また、〝断萌え〟というようなキーワードで見た目の美しさからフォトジェニックフードとして、SNSで映えるビジュアル重視な「サンドウィッチ」も溢れる中、味も納得の2件をピックアップしてみました。 お店で食べるのも良いですが、気候もよい10月に美味しいサンドウィッチを持って、公園や何処かのテラスに行ってみても楽しめそうですよ。 |
【 キングジョージ 】
( 東京都渋谷区代官山町11-13 2F ) http://crownedcat.com/
代官山の行列店としても有名なサンドウィッチ専門店。 店の佇まいも代官山らしく、古いビルをリノベーションしたお洒落な演出が、そこかしこになされています。 オープンは2013年の夏、サルタント業の松本ユアン氏と、その奥様である松木フランセスさんが夫婦でタッグを組み立ち上げた、センスと個性の光るサンドウィッチカフェ&バー。 ライ麦パンや黒ゴマパンを使うなど、栄養価も高く、沢山はさまれる具材との味のバランスがよいパンをセレクト。具材から出る水分とのバランスも考えたヘルシーで満足感が高い、見目麗しいサンドウィッチです。
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【3206ソーホーズベーカリー】
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「プロの為にプロが作るお菓子とパンの工場」をコンセプトに都内の大使館や有名レストランにパンやデザートを納品しているというベーカリーショップ。 多くの種類のパンが作られていますが、「サンドウィッチ」も人気メニューで、店内にあるイートインスペース、もしくは、天気が良ければ、通り沿いにあるテラス席に座ってランチやディナーを楽しめます。 また、時間に追われるOLさんランチ用に、テイクアウトしやすいコンパクトなパッケージングも便利。 とにかく、毎日食べても飽きない豊富なサンドウィッチメニューと手軽さは魅力的。
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(―社)日本フードアナリスト協会 認定講師 1級フードアナリスト
齊藤 千晴
Chiharu Saito
日本全国の市町村で食材探しや、世界70都市以上での食べ歩きにより、訪問した飲食店は1万件超。
数多くの食文化大使も務め、TV番組「いきなり!黄金伝説。」の食企画では複数の企画を担当し、情報提供やコメンテーターとして出演中。
その他、月刊誌のライター、コラムの執筆、Webマガジン連載、大手企業へのレシピ提案、ジャパンフードセレクション審査員、イベントトークショーへの出演等、幅広く活動する食の情報の専門家。