『ボウリング革命 P★LEAGUE』というボウリングのテレビ番組が話題となり、近年またジワジワとボウリング人気が高まってきている。
P★リーグの「P」とは5つの「P」、「Pretty」「Performance」「Passion」「Power」「Perfect」を表し、プロボウリング協会(JPBA)・全日本ボウリング協会(JBC)・日本ボウリング場協会(BPAJ)が大会実行委員会を立ち上げ、2006年4月からボウリングのトーナメント戦「P★LEAGUE」をテレビ放映している。
P★リーグが昔のボウリング番組と違うのは、エンターテイメント性を重視していること。競技そのものだけでなく、選手にスポットを当て、公式サイトで各選手の詳しいプロフィールやブログなども紹介。また、1人1人にキャッチフレーズを付けているのも面白い。
選手たちの服装もファッショナブル。従来のプロボウラーたちは、メーカーから支給されたウェアを着ていることがほとんだったが、P★リーガーたちは、メーカーのウェアもいれば、完全な私服や、手作りのオリジナル衣裳を組み合わるなど、自由な服装で投げている。
私服でボウリングをすることについて、気をつけている点などを質問してみると、やはり皆「投げやすく動きやすい」、「肩周りが楽であること」と口を揃える。しかしながら、一方では、「ファンの方たちに喜んでもらうため、ちょっとぐらい投げにくくても、自分らしさを追求したカワイイ服を選ぶこともあります」とは、公式戦優勝経験もある「北国のスーパーヒロイン」大石奈緒プロの談。ストライクを取るのは当たり前。しかし、それを自分らしくどうやって取るのかということまで考えながら投げているのだ。
見せるだけでなく魅せる。それがP★LEAGUEの精神でもある。
協力:©P★LEAGUE実行委員会