平安時代(794年〜1192年)に誕生した日本の伝統的衣裳で、着物の一種でもある浴衣(ゆかた)。正装の着物とは違って割と自由に着崩せるのが魅力です。 以前から柄や色などは様々でしたが、2000年代に入ってからは、そのスタイリングにもメスが入り、ミニ丈のものやアシンメトリー、着こなし方も、帯をしなかったり、下駄ではなくサンダルを合わせたりと、本当に自由になってきています。
夏場の店頭や通販サイトでは、トレンドに合わせて「ゴスロリ浴衣」や「お兄系浴衣」といったものまで安価で販売されているのをよく見かけます。 また、着ていく場所も広がり、お祭りや花火会場から、最近ではV系バンドのライブ会場へ着ていく人が増えたことが、こういった特殊な浴衣の需要を増やしているのでしょう。