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二次元レイヤー

@「HIA コスプレガーデン秋葉原」イベント会場内

コスプレの歴史は、今や世界一の集客(2008年夏で51万人動員)を誇るイベントとして定着した「コミック・マーケット」(通称:コミケ)と重なる部分も多い。コミケ自体は1975年から始まっていますが、85年にTBSテレビでコミケに来ていたコスプレイヤーを取り上げ注目されるようになり、80年代終わりには、コミケは参加者が10万人を突破するという一大イベントに成長していました。

その頃、秋葉原でもゲームソフトを扱う店が増え、コスプレしたコンパニオンを店頭に置いてプロモーションするお店も現れ始めていました。

90年代に入ると、秋葉原自体が電気街からパソコンの街へと変貌し、アニメオタクやゲームオタクたちが急増。それと共にコスプレ人口も急加速的に増えました。

また、90年代初頭には、ヴィジュアル系バンド・ブームのきっかけを作ったX-JAPANが活躍し、バンドのコスプレをするファンも現れるようになったのです。

この頃から、コスプレはアニメやゲーム、マンガをモチーフにした「二次元」と、バンドやアイドルなど実在する人をモチーフにした「三次元」とに分かれて行きます。なお、コスプレ仲間の間では、コスプレイヤーを略してレイヤーと呼びます。例えば、二次元のコスプレをする人は、「二次元レイヤー」と呼ぶのです。

現在では、コミケのような大きなイベントの他、毎週のようにどこかで中・小規模のコスプレ・イベントが行われています。純粋にコスプレだけを楽しみたいという二次元レイヤーの人たちは、むしろこういったイベントの方に参加し、完成度の高さを競い合い、お互いに撮影をし合ったりして楽しんでいます。

ここまでコスプレ人口が増えた背景には、デジカメが普及し女性が本格的な写真を撮るようになったこと、ダンス・ブームが下火となった後、この手のイベントにつきものの音楽をうるさいと感じる人が増えたため、しだいに空間の分離化が進んだのではないかと、コスプレ・イベントの主催団体であるHIA EVENT DESIGNの代表 飯野氏は語っています。

コスプレの衣裳も、昔は自作で作っていたものがほとんどでしたが、最近ではセミオーダーできる衣裳の価格が低下し、誰にでも簡単に始められ、1人が着るコスプレのレパートリーも増えています。また、コスプレ人口は男性より女性が圧倒的に多く、高校生から30代後半くらいまでが中心。中には親子連れもけっこういるのだとか。コスプレの世界では女性が男装するケースが多いため、男性はあまり必要ないのです。

また、最近の傾向としては、ポーズをとるのが楽なため、武器や小物を持ち込むことが多くなっているそうです。

 

The staff for this project are :

Direct & Photo : Aya Imazawa,Tetsuya Hineno Assistant director : "hisa-yon"

協力:HIA Event Design

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