“スニーカー好きが集まる場所を提供したい”。
そんなひとつの思いを出発点に、2007年日本初のスニーカートレードショーとして開催された“KICKS LAB.”。その国内では前例を見ない催しは、コアなスニーカーファンたちから熱い注目を浴び、当時の活気がないスニーカーシーンに一陣の風を巻き起こした。翌2008年には、世界のスニーカーシーンとの強固なパイプを背景に持つ同名の実店舗を原宿にオープンした。
商品は、メンズ、レディース、キッズを取り扱っており、 世界中のスニーカーファンが集まる外国語対応可能なショップでもある。
近隣に二店舗あり、旧店は海外でしか手に入らないスニーカーが中心 (NIKE中心)、新店は自店別注のスニーカーなど国内アカウントの取り扱いになっているため、限定スニーカーのリリースなどもある。
それぞれの店舗で色々なブランドを見ることができ、スニーカーファンがお店に来ただけでワクワクするようなお店作りとなっている。
なかでも、現代ADIDASが人気商品。革新的なウルトラブーストソールは、一度履いたら履き心地が良く、癖になってしまう最強シューズだ。
お店の内装は、木をメインに使い、天井高を生かした広い空間を作っている。お客様が暖かい雰囲気のなかで、落ち着いてお買い物できる店内をコンセプトにしているからだ。外装は、看板の黒の鉄筋を使いシャープな印象に仕上げ、大きなガラス面にシューズストックを配し外から見ても一瞬で靴屋とわかるようにしている。
欲しいスニーカーがほぼ揃ってしまう“KICKS LAB.”に、あなたもスニーカーを履いて買い物にいってみてはいかがだろうか。
(文・写真/鈴木悠里)