2012年、COMME des GARÇONS川久保玲さんのディレクションにより、ファッションの激戦区銀座にオープン。
“美しきカオス”をコンセプトに掲げ、ビルの1階から6階までがハイセンスなコンセプトショップとなっている。コム デ ギャルソンの全ブランドのみならず、国内外50以上の人気ブランドを取り扱う。ラグジュアリー・ストリートの境界や、メンズ・ウィメンズの区別なく、美しくレイアウトされたアイテムやアート作品を使用した内装が、洗練された空間を作っている。
【1F】
ひときわ目を引くエレベーター脇のアート作品は、名和晃平氏 作“white puls”。
【2F】
天井にかけて伸びた木のアート作品は、Coudamy Design (パリのデザイン&建築スタジオ)作成の“Fantastique Canopeé”。木の温かみを感じる大きなFitting roomは、Michael Samuelsの作品で、G-Planの家具をコラージュしたものとなっている。大胆に設置された、Andy Hillman作の大きな薔薇のアート作品にも注目。
【3F】
POSTオーナー 中島さん監修のBook Shelfには、たくさんの洋書が並ぶ。ユニークな自動販売機では、DOVER STREET MARKET GINZAのオリジナルTシャツを買うことができる。
【4F】
インパクト大の蜂の作品は、Michael Howells作。Patkau Architects (バンクーバーの建築事務所)が元々はアート作品として作成したものを、川久保氏がFitting roomとして使用。
【5F】
無機質なドーム型のラックが目を引く、エッジィな空間には注目ブランドが多く並ぶ。白で統一された「COMME des GARÇONS」のスペースは、洗練された空気が漂う。
【6F】
各ブランドによるこだわりのディスプレイはもちろん、フレグランスなどの小物にも注目。1F~5Fまでの終着点にふさわしく、Alaïa等の上質なアイテムが並ぶ。
(文・写真 / Kashiyama)
2013年6月26日