2018.11.09
コラムVol.102『今流のスカーフ巻き』
- Category FASHION
「万能アイテムが再登場」
秋も深まり、ダークカラーのアイテムが楽しめる季節になってきた。そんな時にアクセントで使いたくなるのが「スカーフ」。コーディネートに物足りなさを感じる時の、プラスワンアイテムとして万能なスカーフは、アイデア次第で自由に遊ぶことができる。近年は毎年のようにトレンドアイテムとして登場し、秋冬の定番アイテムとして定着しつつあった。2018年A/Wのランウェイでもトップスやボトムス、アクセサリーにまで、スカーフモチーフのものが多く見られており、ブームを加速させている。
「今季のスカーフは“こなれ感”がカギ」
定番化してきたスカーフだが、これまでと同じように使うのではつまらない。巻き方の変化にも注目していきたい。昨年や一昨年はゆるく首元に巻くのがトレンドだったが、今季は無造作にキュッとコンパクトに結ぶのがトレンド。こなれ感を意識し、コンサバ感を払拭させるのがコーディネートの鮮度を高めるコツと言えそうだ。特にキレイめな着こなしの時は、定番の巻き方をするとオフィス感が出過ぎてしまうため、注意が必要だ。
「チョーカー巻きが断然今っぽい」
簡単にこなれ感を演出できて今季らしさが出せると話題なのは「チョーカー巻き」。折ったスカーフを首元にさらっと巻くのがポイントで、チョーカーのような感覚でキュッと巻く。また、結び目を後ろに持ってきたり、ラフにひと結びをして前に垂らすのも今年の特徴と言えそうだ。とにかく簡単で、スカーフ初心者にもトライしやすいのが嬉しい点だろう。シンプルながら首を華やかに、今年らしく彩ってくれるチョーカー巻きを挑戦しない手はない。
今回のスカーフだけでなく、定番化されたアイテムは着こなしに今年らしさをプラスして、コーディネートの鮮度を保つことが重要だと言える。トレンドをキャッチしつつ、自分流のスカーフスタイルを楽しんでもらいたい。
【style-arena.jp】Street Style 担当
Street Style 編集部
Tokyo Street Style