今も渋谷側の入口付近に存在するロカビリーショップ「ピンクドラゴン」のオーナーが名付け親だと言われている「キャットストリート」。
元々は渋谷川を暗渠した上に整備された通りで、緩やかにカーブしているところや、ガードレールがないところが、なんとも穏やかでのんびりした雰囲気を醸し出しています。渋谷や原宿の中心街からすると、静かで開放感があると感じることでしょう。
かつてのキャットストリートは渋谷から原宿までの部分を指していましたが、今では表参道を突っ切り、原宿通りとぶつかるあたりまでを原宿キャットストリートと呼ぶようになっています。
ここに、近年では古着屋やアウトドア&スポーツショップなどがたくさん集まり、行き交う人もオシャレな人が増えています。
原宿側でもまた表参道や竹下通りとはひと味違うセンスをもった、スポーツやカルチャーの香りがするファッションの人たちをよく見かけます。
また、他のエリアと同様、たくさんの外国人が集まっていますが、メインストリートを歩いているような普通の外国人観光客ではなく、オシャレ感度の高い人が目的を持って来ているように感じます。
This time story coverage : Photographer & C0.Director : Tetsuya Hineno, Director : Manami Houjo