2008年の「森ガール」人気に便乗して「山ガール」という言葉が出てきて以来、「ランガール」「釣りガール」「林業ガール」「海ガール」「宙ガール」などなど、さまざまな「ガール」が次々と登場しているが、そのほとんどはアウトドア関係のものだ。
それだけ現在、女性たちの間でもアウトドアへの関心が高まっているということだろう。このブームを受けて、アウトドアメーカーたちも元気だ。
今年2015年の3月には、アウトドア特化、国際大会開催可能なクライミングウォールを備える複合商業施設 “MORIPARK Outdoor Village”(モリパークアウトドアヴィレッジ)もオープンし話題となっている。
こういった影響から、メンズのアウトドア・ファッションにも変化が現れている。機能一辺倒だったそれまでのウエアから、もっとストリート感覚でファッショナブルに着こなせるウエアが人気を呼んでいるようだ。
今、山でトレンドとなっているのはショート丈のパンツにレギンスの組み合わせ。軽登山ぐらいなら、これにアウトドアブランドではない普通の服との組み合わせで十分なため、レイアードでおしゃれにキメて登山に向かえるのだ。
アウトドアブランドでは、Patagonia、THE NORTH FACEの2大巨頭はもちろんのこと、mont-bell、Columbia Sportswear、Coleman、karrimor、DANNER、Parabootなども人気だ。
尚、今回は「山コン」の主催者、池田トラベルのイケダさんにご協力いただき、高尾山口駅前で事前に現在の山ボーイたちの状況などをお聞きしてからの撮影となった。
「山ガール」が話題となってからもう5〜6年だが、ブームは去るどころか、気軽に登れる高尾山はものすごいことになっている。
協力:池田トラベル 山コン!公式サイト