「渋谷」と言えば「ギャル」というイメージは90年代より完全に定着しているが、今、実際の渋谷へ行ってみても、ガングロ、茶髪、ミニスカのギャルらしいギャルは、なかなか見つからない。 もちろんギャルも、白ギャル、姫ギャルなど、どんどん進化はしているのだが、モデルや海外セレブ、原宿系のファッションなどとブレンドされるうちに、だんだんギャル以外の人との区別が付きにくくなり、一般に連想されるギャルのイメージとはかけ離れてしまったようだ。 ところが海外では、ゴスロリなどより後になってギャルファッションが注目されるようになり、逆に現在も世界各国で次々とギャルサークルができている状態だ。彼女たちがイメージするギャルとは、やはり分かりやすい昔ながらのギャルの姿。そんなギャルらしいギャル文化を守ろうと、最近国内でもガングロのギャルサークルが復活したり、いつでも本物のギャルに会える「ギャルカフェ」が登場したりしている。