80年代の終盤にイギリスから発祥したレイヴ(Rave)と、そこに集まるレイバーたちのファッションは、その後、90年代にレイヴ・シーンから登場するユニット「プロディジー」のメジャーヒットによって、世界的に流行することとなる。 日本でも、新宿CODEや六本木ヴェルファーレ(共に現在は閉店)などの大型店を中心に2000年頃からレイヴ・イベントが盛んに行われるようになった。 キャンディレイバーは、その頃アメリカの西海岸などで流行していた、キャンディ(CANDY)のような派手な色づかいの服やアクセサリーを身につけたレイバー・ファッションで、アメリカからの帰国子女や米軍キャンプ地より日本へ伝えられた。当時は渋谷のストリートなどでもけっこう普通に見かけたらしい。 それから10年以上が経ち、当時を知らない若い世代から、今再びキャンディレイバーが注目されている。 キャンディレイバーたちは腕にキャンディカラーのブレスレットをたくさん付け、それを交換しあうことで仲間意識を高める。また、Glow Stickという発光ブレスレットを回し、かかと浮かして踊るラビットステップが特徴的。 撮影協力 : clubasia, TEDDY'S Bigger Burgers