昔はバイクといえば男の乗り物で、その周辺グッズや服装もアメリカンとヨーロピアン・タイプの違いはあれ、メンズ中心のものだった。 しかしながら、80年代バブル期のバイク・ブームの中、マシンの価格は下落し、さらに気軽に乗ることができるスクーター・タイプのソフトバイクが相次いで発表されたことにより、女性ライダーが急増。マシンもファッションもカラフルで未来的なデザインへと変貌していった。 その後90年代あたりからは、レトロやヴィンテージブームの中、バイクも技術革新より雰囲気のあるモノを好む人が現れるようになり、それらをファッションと共に、1つのライフスタイルとして楽しむようになっていった。 近年ストリートを中心としたファッション界でも、ワイルドさを強調する方法として、BIKEやROCKの要素を取り入れる傾向が強く、おしゃれなバイカーファッションはますます広がりを見せている。