2016.01.19
日本における最高の正装である男性の黒紋付袴姿を復活させるため「黒紋付会&新年会」開催
- 開催日 2016.1.8(金)
- 会場 ザ・ペニンシュラ東京(有楽町)
- 対象シーズン 冬
2016年1月8日(金)ザ・ペニンシュラ東京にて、日本における最高の正装である男性の黒紋付袴姿を復活させるため「黒紋付会&新年会」が開催された。(主催:NPO法人 和装を世界遺産にするための全国会議)
「和装を世界遺産にするための全国会議」は、「きものを世界へ!」を合い言葉に、日本和装ホールディングス株式会社が中心となり、和装文化をユネスコ無形文化遺産に登録し、日本の和装文化を世界に広めることを目的に、2014年11月特定非営利活動法人として設立された。
その活動の第1弾として、今回の「黒紋付会&新年会」が催され、100人を超す黒紋付の着物姿が会場にあふれた。
紋付とは、文字通り家紋の入った着物を指すが、中でも男性の黒紋付羽織袴は古来から着物姿の礼装として定着し、現在も五つ紋の黒紋付羽織袴が正装とされてい る。女性の黒紋付も五ツ紋の第一礼服の着物として格式がある。錦の袋帯で飾ることにより、上品さと艶やかさを兼ね備えた素敵な装いとなる。男性の黒紋付姿 は、凛々しさを増し、男っぷりをなお上げる効果もあるようで、集まった人たちはみな堂々として格好良く見えていた。同じ黒でも黒スーツ姿がこれだけ集まる と怖い感じもするが、羽織袴ではそんなこともない。やはり日本人には着物がよく似合うのだろう。