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2021.03.18

コラムVol.136『Tokyo girl’s Hair color』

  • #トレンド
  • #ヘアカラー

 

 

3種のヘアカラー

 

 2020~21年は様々な部分でイレギュラーな年。カラーメイクが思うように楽しめなくなったマスク生活の中で、目立ったのが「バングカラー」、「インナーカラー」、「ハイトーンカラー」など、ヘアカラーの変化だ。

 

 バングカラーは前髪と顔周りだけをブリーチした流行りのヘアカラー。カラーコンシャスな前髪が視線を自然と引き付け、インパクトがあり目力もUP。色の対比により小顔効果も期待できる。また、切り揃えた前髪は伸びてくると重たい印象になりがちだが、ハイライトを入れると髪にリズムが生まれ、こなれた印象になる。

 

 

 インナーカラーは髪を結んだ時や耳に掛けた時など、ちらりと色が見えるのが魅力。全体にカラーを入れるのに抵抗がある人も挑戦しやすく、髪の長さに制限がない。ショート・ロング・前髪の有無に関わらず似合うヘアカラーだ。

 

 

 ハイトーンカラーはここ数年注目されていて、特に2020年から取り入れる人が多くなった。一気に広がった理由は在宅ワークも後押ししている。街中で多く見られるのはピンク・パープル・オレンジ・ブルー・イエローなどのカラー。アニメのキャラや韓国アイドルを思い起こさせる、派手なカラーが人気を博している。

 

 

 もともと日本人のベースである黒髪は色々なカラーと相性がいい。インナーカラーやバングカラーは地毛を生かしつつ、トレンドを取り入れて楽しむことができる。一方ハイトーンカラーはこのコロナ禍で服への関心が薄れ、モチベーションを保てなくなってきた日常へのスパイス的な意味合いを持ち合わせる。アクセントはアクセサリーではなく、ヘアカラーに変化しつつあると言っていいだろう。

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